第4回 那珂川町「小鮒農園」の 代表小鮒 拓丸さんと 料理研究家の小鮒 千文さん

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今回のナチュラリストは那珂川町の「小鮒農園」代表の「小鮒 拓丸」さん、料理研究家の奥様「千文」さん、息子さんの「あきと」君がスタジオに遊びに来てくれました。

小鮒農園は、少量多品種の野菜を、1年を通して生産している農園です。

農園の管理は、ご主人の拓丸さんが、その野菜を活かす仕事を、奥様の千文さんが行っています。

活かすというのは、採れた野菜をいかに美味しく、健康的に家庭に反映できるかを提案するお仕事。

野菜料理研究家として、料理教室やメニュー考案など、幅広く活躍されています。

実際に今回も、玉ねぎでつくったドレッシングをつくって来ていただきました。

そんな小鮒家ですが、もともとは、お2人とも福島県で、別のお仕事をされていて、農業とは全く縁がない生活を送っていました。

そんな時に起きた東日本大震災。
甚大なる被害が、福島県を襲いました。

福島県の環境のこと、当時、幼かった息子「あきと君」の将来のことを考え、苦渋の決断の末、移住を決めました。

そして夫婦そろって次に選んだお仕事が、「農業」という仕事。

農業に関して、全く知識がない中、車を走らせると聞こえてきたのは、ラシオからの農家募集のお知らせ。

住み込みで、農業を学びながら働くことができる。

「運命」に感じた夫婦は、真っ先に千葉県へ飛びました。

それから数年後、以前から通るたびに魅力を感じていた栃木県那珂川町に移住し、小鮒農園をスタートさせました。

今後は、農法をカテゴライズせず、里山にある資源を生かしながら、地域一丸となってみんなで農業を楽しみながら広げていきたいとお話しいただきました。

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